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事故車の耐久性

事故に遭い自分の車が事故車になった時に破損具合によって修理か廃車かを選択します。出来るだけ廃車にせずに修理をすると言う人がほとんどです。修理した事故車に乗り続けることで耐久性がどうなるのか気になりますが、実際には事故を起こす前よりかは耐久は低くなります。破損具合にもよるのですが基本的に走行に関してはきちんと修理すれば問題ありません。

しかし、修理をしたことで歪みや金属疲労が原因で耐久そのものは事故前よりも落ちます。フレーム部分が事故によりへこんでしまったらいくら直しても元の状態には戻りません。見た目では以前のままのように見えますが実際には細かい部分がへこんだままであったり、金属疲労が蓄積していて耐久性が落ちていることが多いです。

それと修理をする時に新らしく溶接した場所から錆やすくなります。場所的には広範囲ではなく一部分だとして耐久にはあまり影響がなくても錆により車の劣化が進む可能性があります。

事故車の安全性への考え方と購入検討について

中古自動車における事故車の定義は、車両の根幹部分の修復歴の有無によって決められるものとなっています。従って例えばボディ部分の擦り傷程度を修理しただけでは、事故車とは見做されません。そして根幹部分に関する修復が行われているという事は、何らかのダメージが残っている可能性や先々に修復の元となった事故による影響が車両に出る可能性、つまり安全性に影響が出得る可能性は、事故車でない車両よりは高くなっていると推察されます。

故に購入を検討するにあたっては、事故に至った状況や内容及び、少なくとも現状での車両の状態を良く知って置く事がポイントとなります。事故車のメリットはその修復歴故の安価さであり、結果的に大きなダメージを負っていなかった車両であれば、一般的な市場価格で流通する車両よりも低予算での購入が可能となる事がメリットです。メリットを最大限に活かす為にも、充分な説明と事後の手厚いサポートが得られる購入先を選びたいものです。